川北町は、土室地内にある町営住宅「サンハイム三反田」の建て替えについて、当初予算に380万円を計上した。新年度は基本設計に着手する方針だ。
既存施設にはエレベーターがなく、経年劣化も進んでいることから現在地で一新し、定住促進につなげたい考えだ。新たな町営住宅は長寿命化計画にも位置付けており、建設規模や配置計画といった内容について、地域住民とも協議を重ねていく。
サンハイム三反田は、RC造5階建ての建物2棟で構成される地域優良賃貸住宅で、延べ床面積が4888・33平方メートル。各施設に3LDK40戸をそれぞれ収容する。
1986(昭和61)年に雇用・能力開発機構が整備し、2010年に町が譲り受けた。その際、公的な住宅として利用することを条件に10年間の用途指定が設けられたという。
なお、同住宅における災害時の指定避難所は中島小学校となっている。