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日刊建設タイムズ社
2021/03/24

【千葉】経営体北小町が計画決定/県安房農業事務所/8か年で事業費13億円/整地工41・6haなど

 経営体育成基盤整備事業の北小町地区(鴨川市)が計画決定された。事業期間は2020〜27年度の8か年。事業費は主要工事12億5500万円(うち工事費9億3700万円)、付帯工事5500万円の総額13億1000万円を見込む。主体工事として整地工41・6ha、道路工9506m、用水路工(パイプライン)9863m、排水路工9510m、暗渠排水工38・5haを実施。付帯工事で鳥獣害防止柵を整備する。事業主体は県安房農業事務所。
 事業量は、整地工が区画整理41・6ha(水田38・5ha、畑3・1ha)、道路工が▽取付道路2297m(敷砂利t100o、W4・0m)▽耕作道路658m(敷砂利t100o、W5・0m)▽支線道路4365m(敷砂利t100o、W6・0m)▽既設道路拡幅2136m(敷砂利t100o、W5・0m、拡幅1・0〜2・0m)。
 用水路工はパイプライン9863m(塩ビ管φ75〜200o)と銘川機場(取水工、機場工、陸上ポンプφ150o・30kw)、銘川反復機場(調節池、機場工、水中ポンプφ50o・5・5kw)、北小町反復機場(調節池、機場工、水中ポンプφ50o・7・5kw)、北小町ため池機場(水中ポンプφ100o・7・5kw)が各1か所。
 排水路工は小排水路8896m(U字溝U300B〜U600)、支線排水路614m(三面張水路H600×B800、H600×B1000)。暗渠排水は本暗渠38・5ha。また、付帯工事の鳥獣害防止柵は延長が4688m。
 同地区は、ほ場が未整備で、農道や用水路がなく田越しで行われているため、効率的な農業を行う上で大きな障害となり、耕作放棄地の拡大や離農の一因となっている。
 このため、ほ場の30a標準区画化や道路と水路を一体的に整備。農作業の機械化を図り、担い手への農地集積を総合的に実施し、農業経営の安定と合理化を進める。k_times_comをフォローしましょう
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