八頭町は2021年度、郡家西小学校(八頭町郡家)を大規模改修することにしており、同町は工事を建築、機械、電気の3本に分けて6月の早い時期に入札する。いずれも3社JVを予定しており、4月中旬にも予備指名する。全体事業費7億5000万円。
同校は開校から40年が経ち、施設が老朽化し漏水なども発生している。また、児童や職員、地域住民に使いやすい施設としてバリアフリー化するために改修を決めた。
改修対象となる校舎は鉄筋コンクリート造3階建て延べ床面積約4000平方b。躯体は10年前に耐震補強を済ませている。改修内容は給配水管やトイレ、屋根改修のほか、バリアフリー化としてエレベータ増築など。また、教室配置の変更や職員室増築、床や壁の一部に木材を使用してぬくもりのある校舎にし、児童や教師が過ごしやすい環境に整備する。建築、機械、電気を合わせた工事費は約7億円。6月町議会で議会承認を得た後、今夏に着工、23年2月ごろの完成を目指す。
また、監理業務も工事と同様に6月ごろ入札する。設計は桂設計事務所が担当した。
日刊建設工業新聞