新潟県土木部は22日、「第4次・新潟県建設産業活性化プラン」(21−25年度)を発表した。
目標には、「持続可能な社会づくりに貢献する建設産業を目指して」を掲げ、▽経営基盤の強化(ウィズ・ポストコロナ)▽人材の確保・育成(ダイバーシティ〈多様性〉の推進)▽生産性の向上(DXの活用)の3つを柱を盛り込み、花角英世知事の考えから、SDGs(持続可能な開発目標)への取組を促進し、産業イメージを変革。
今後の重点課題として、経営基盤の安定化および将来を担う人材の確保、ICT化の加速、産業イメージの変革といった重点課題を解消するため、新たに7つの施策ごとの数値目標を設定。(1)経営の安定化では「全国の建設業平均以上」(現状/4・5%)、(2)経営課題の解決支援が「向上させる」(同/新たにアンケート実施)、(3)受注環境の向上は「0・90以上を達成」(同/0・88、全国2位)、(4)人材の確保・育成が「6万5200人以上、減少幅を縮減」(同/6万5809人)、(5)労働環境の改善として「1900時間以下(製造業並の労働時間)」(同/1972時間)、(6)ICT等の活用促進が「50%以上、(1)3次元測量(2)ICT建機施工」(同/(1)14・7%(2)15・8%)、(7)新技術・新工法の活用促進等では「184億円以上(年率5%増加)」(同/144億円)としている。