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　石川県地質調査業協会（矢野好二会長）と、白山手取川ジオパーク推進協議会（会長・山田憲昭白山市長）による、「白山手取川ジオパークの推進に関する連携協定」の締結式が２２日、白山市役所で行われた。
　同協会と同協議会は、２０１７年度から次世代を担う子供たちに自然に触れてもらおうと、共催で「石の標本づくり」イベントを手取川の河原で開催している。今回の協定は、両団体が相互に連携、協力し、白山手取川ジオパークの活動に取り組むことにより、白山市の持続可能な発展と、ふるさと意識の向上に寄与することを目的に締結したもの。
　両団体は今後、連携、協力しながら、ジオサイトの保護、ジオパークの普及、ジオパークを活用した教育、ジオツーリズムの推進などに関する事業に取り組むことにしている。
　式には、協会から矢野会長、渡部友則副会長、古一力常務理事ら７名、協議会から山田会長、山下浩雅代表幹事がそれぞれ出席。矢野会長と山田会長がそれぞれ協定書に署名し、交換した。
　山田会長が「専門技術を持つ地質調査業協会さんとの協定により、専門性の観点から、お互いに協力できれば」とあいさつ。矢野会長が「白山手取川地域のジオパーク世界認定に向けて、少しでもお役に立ちたい」と述べた。