大阪府は、18カ所の府営公園にPark―PFI方式などの新たな管理運営制度を導入する計画で、2021年度に住吉公園など10カ所の事業者を公募する予定だ。
府では、新たな管理運営制度の枠組みとして▽P―PFI型施設整備(公園一部区域に新規施設を設置・管理、事業期間=20年)▽PMO型指定管理(施設整備を伴う指定管理者制度、指定期間=20年)▽ソフト事業の充実を図る指定管理者制度(指定期間=5年)―を想定している。
21年度に事業者を公募するのは、P―PFI型施設整備として住吉公園の1カ所、PMO型指定管理として▽服部緑地▽浜寺公園▽二色の浜公園―の3カ所、ソフト事業の充実を図る指定管理者制度として▽箕面公園▽深北緑地▽枚岡公園▽長野公園▽錦織公園▽住之江公園―の6カ所を予定している。
この他の公園に関しては、22年度以降に順次事業者を公募する予定だ。対象となるのは▽寝屋川公園▽山田池公園▽久宝寺緑地▽石川河川公園▽大泉緑地▽蜻蛉池公園▽りんくう公園▽せんなん里海公園―の8カ所。
府は、19年度に民間事業者から事前事業提案を募集していた。ここで出された提案内容を踏まえ、各公園に導入する管理運営制度を検討している。
提供:建通新聞社