小柳建設(三条市東三条1丁目21番5号 小柳卓蔵代表取締役社長)は18日、「3次元データ活用でコスト削減と顧客満足度向上を実現!Holostructionが会議室を現場に変える」をテーマとしたオンラインセミナーを開催した。共催は横河レンタ・リース。
セミナーには全国から約50社が参加し、ホロレンズを使った施工管理アプリケーション「ホロストラクション」への理解を深めた。はじめに、小柳建設の中靜真吾専務取締役COOがホロストラクションのシステム構成や主要機能を紹介し、代表的なタイムスライダー機能やリモートコミュニケーション機能などは20年12月23日に特許を取得したと説明。そのほか、新たにホロレンズ2やスマートフォンに対応し、操作性が飛躍的に向上した最新バージョン(同年12月リリース)について実機によるデモンストレーションも行われた。
中靜専務は「ホロストラクションは、普段の3次元データをより理解度を高めるためのアプリケーション。非接触型でコミュニケーション力向上にもつながり、建設業が抱える課題でもある新たな働き方への転換や抜本的な生産性・安全性向上などにも寄与する」と語るとともに、「月額でレンタルできることから、ぜひ多くの方に一度体験してほしい」と強く呼び掛けた。