倉敷市は、設計・施工一括のデザインビルド方式で整備する大高小学校給食調理場・校舎整備事業の公募型プロポーザルを新年度早々にも公告する見通し。老朽化した調理場の調理環境改善と児童数増加に伴う教室不足の解消、運動場面積の拡大などにつながる施設を整備する。2021年度当初予算に22〜23年度債務負担行為限度額17億7200万円を盛り込んだ。
新施設の概要は、調理場(900平方b程度、提供食数1500食、ドライシステムなど)、校舎(1800平方b程度、エレベーター1基、多目的トイレを各階1カ所設置、既存校舎とのバリアフリー化、通級指導教室13室以上、プレイルーム2室、通級指導用職員室1室、普通教室8室以上など)。その他クラブハウス(49平方b程度)、プレハブ倉庫(20平方b程度)、駐車場80台以上、自転車置き場15台程度など。
解体対象施設は、旧幼稚園舎(東棟・鉄筋コンクリート造平屋112平方b、南棟・同造1262平方b、北棟・同造89平方b)、プレハブ倉庫2棟(鉄骨造平屋65平方b、同造平屋66平方b)、現調理場(鉄筋コンクリート造平屋198平方bなど)、クラブハウス(コンクリートブロック平屋49平方b)など。
場所は堀南621。敷地面積は3万0122平方b。23年6月に調理場、校舎、プレハブ倉庫完成、その後解体に着手、渡り廊下などを整備し24年3月の事業完了を目指している。
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提供:建通新聞社」