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新建新聞社
2021/03/19

【長野】安曇野市 公共施設再配置計画

三郷小や豊科保健センター改修など
 安曇野市は、「公共施設再配置計画」の2021年度版を公表した。同計画は、今後10年間で、建て替えや大規模改修などの検討が必要とされる161施設を示している。
 学校施設関係では、三郷小学校の長寿命化が一般財源ベースの事業費で大きい。改修工事は21〜25年度の5カ年を予定し、21〜23年度で約1億8000万円を試算している。そのほか、今後3年以内には、豊科南中学校や堀金中学校、穂高東中学校などに着手する。同計画20年度版では、豊科南小学校の工事費約6.8億円を21年度以降で試算していたが、今回の計画には、アスベスト劣化状況等の調査費が3カ年で計279万円盛られたのみだった。
  児童館関連は、新・穂高北部児童館の整備を21・22年度に進め、新・豊科児童館は24年度以降の整備着手を予定している。
 保健・福祉関連は、豊科保健センターの改修に22・23年度で計2億7267万円、堀金福祉センターの改修に同1億1554万円、三郷福祉センター・デイサービスセンターの改修に22年度1億3734万円―などを予定。
 市営住宅関連は、「追分団地」と「穂高団地」の改修を21〜25年度で計画する。アルプス団地は21〜23年度で廃止・解体する方針。
 そのほか、一般財源ベースで大きいものは、市役所堀金庁舎の改修が22年度9479万円、田淵行男記念館改修が22年度4072万円、中部学校給食センターの改修が23年度5444万円―など。

提供:新建新聞社