県東部建築住宅事務所が2021年度に発注を予定している新築や改修系の工事や設計業務は、当初予算の段階で50件以上になることが明らかになった。とりぎん文化会館や鳥取空港のほか、県警本部や警察署庁舎の改修工事なども受託する見通しで、4月から段階的に発注する見通し。
21年度に発注を予定している主な工事は、とりぎん文化会館の一般照明・外灯改修、鳥取砂丘こどもの国空調設備改修、布勢総合運動公園トイレ洋式化、海と大地の自然館空調改修、県営住宅浜坂第2団地改修。年次的に整備を進めている鳥取空港は、旧国際会館や中央棟の雨漏り修繕、外壁補修、防災設備の更新などを計画している。
県警本部の関連では、智頭警察署庁舎の屋上防水・外壁補修。駐在所は、賀露、砂丘、雲山、南の改修や増築。さらに、県警本部庁舎の空調設備改修工事も同事務所が担当する見通し。一方、県立学校は鳥取養護学校の第3期整備として内部の改修、鳥取東高校、鳥取工業高校、鳥取湖陵高校、鳥取聾学校、白兎養護学校の屋上、屋根改修。特別支援学校のLED化工事、鳥取緑風高校のエアコン改修などを予定している。
日刊建設工業新聞