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建通新聞社
2021/03/18

【大阪】大阪・関西万博の日本館構想案まとまる

 経済産業省は、2025年大阪・関西万博で政府が出展する日本館の基本構想案をまとめた。展示内容と建築物の融合を柱とした「建築・空間設計の在り方」を盛り込んだ。基本構想に基づき、21年度に基本設計、22年度に実施設計を実施し、23年度に建設工事に着手する。
 日本館の構想・設計の推進に向けて、今後、建築・展示の専門的な知見を持つ有識者を総合プロデューサーとして配置する。
 「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、環境への配慮や実空間とデジタル空間の融合に関する技術を出展する。構想案では日本館について、設計段階から建築物とデジタル空間を連携させ、展示コンセプトと融合させるとの方向性を示した。
 また、環境への配慮を重視し、建設資材の調達から解体までのサイクルを対象に「新たな資材循環の仕組みを構築する」とした。持続可能な開発目標(SDGs)を推進するため、環境負荷の低減、里山保全にも配慮する。
 展示物については、別途21年度に検討、22〜23年度に設計を進め、24年度に工事を行う。

提供:建通新聞社