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日本工業経済新聞社(群馬)
2021/03/17

【群馬】東吾妻町が当初予算を明らかに

東吾妻町(中澤恒喜町長)は17日までに2021年度当初予算を明らかにした。建設関連事業としては道の駅あがつま峡(三島6441)へのトイレ新設工事費5000万円を計上しており、秋以降の着工に向けて準備を進める。社会教育施設整備事業工事費4180万円は、奥田社会体育館(奥田46−1)の改修を予定している。このほか、道路改良工事費8800万円などを盛り込んでいる。
一般会計総額は80億1000万円で、対前年度比1・9%減。普通建設事業費は8億7774万6000円で同22・7%減、構成比は11%となっている。
道の駅あがつま峡のトイレ新設は、観光シーズン時などでトイレが不足していることから計画。現在、設計を高橋建築設計事務所(東吾妻町)が進めており、夏ごろまでにまとまる見通しなことから、秋ごろの工事発注となりそう。規模など詳細については検討を行っている段階。
社会教育施設整備事業は老朽化などにより奥田社会体育館の屋根改修を予定している。
このほか建築関連事業として、防災工事費2億4916万1000円、小学校管理工事費2271万円などを計上。防災工事費については19年度から進めている防災行政無線のデジタル化の最終年度工事となり、個別受信機の設置などを行う。
土木関連事業には◇道路改良=工事費8800万円、測量・設計・監理委託料2335万円◇道路維持=測量・設計・監理委託料630万円、工事費5370万円◇橋梁維持=測量・設計・監理委託料3600万円、工事費660万円◇上信自動車道関連事業=測量・設計・監理委託料3300万円−などを計上している。
地域開発事業特別会計は情報通信施設事業工事費5647万4000円を計上。東支所にあるテレビのデジタル放送の再送信装置が老朽化しているため更新する。
同会計はこのほか、宅地造成事業として測量・設計・監理委託料1409万1000円、造成宅地第2次スクリーニング調査委託料4108万5000円を計上。測量・設計・監理委託は、20年度に行っていた箱島地区への宅地造成検討を引き続き実施。事業化の目途がついた場合は、設計など具体化させる。
スクリーニング調査については、大規模盛土造成地の状況調査を予定。岩久保団地と舞台団地の2カ所で実施する。