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　東大阪市は、「東大阪市営北蛇草住宅Ｃ棟建て替え事業」の実施方針を公表した。調査・設計・建設を行った後、市に所有権を移行するＢＴ方式を採用し、６月中旬に事業者選定の総合評価一般競争入札を公告する。市は、７月下旬から８月中旬までに入札参加表明書を受け付け、11月中旬に落札者を決定、２０２２年３月下旬に特定事業契約を締結する。
　業務では、事業計画の策定をはじめ事業用地にある既存住宅棟などの解体・撤去、新北蛇草住宅Ｃ棟と関連する公共施設などの整備を実施する。また、現北蛇草住宅から新北蛇草住宅への入居者移転支援も行い、24年度の事業完了を目指す。
　建設地は長瀬町１ノ７５９ノ１他。事業区域面積は６２７７平方�bで、用途地域は第一種住居地域。新北蛇草住宅Ｃ棟は地上９階建ての70戸として、さまざまな世帯のライフスタイルに対応できる住戸計画としている。また、付帯施設として集会場、住戸数の50％以上の駐車場、屋根付で住戸数の１５０％以上の駐輪場と20台程度の自動二輪車用駐車場、ごみ置き場などを確保する。
　事業の全体スケジュールとして、特定事業契約の締結後、22年４月から事前調査・設計・事業用地内の既存住棟などの解体に着手。23年４月には、新北蛇草住宅Ｃ棟などの建設工事に移り、24年９月に工事終了と引き渡しを行い、25年３月末までに入居者の移転を完了する予定だ。

提供：建通新聞社