亀山市は、リニア中央新幹線整備促進事業で三重県内の中間駅の候補地として、中間駅を生かしたまちづくりの可能性に関する調査を行う。2021年度当初予算案に792万円を付けた。21・22年度の2カ年かけて調査を進めながら、市のビジョンをまとめる。
25年以上かけて中間駅の誘致活動に取り組み、1月に三重県期成同盟会が候補地とする方針を固めた。市としては、今後、期成同盟会との活動を通じて、東京―大阪間の早期開業や県内の概略ルート、概略位置の早期公表、市内停車駅誘致に向けた活動などを行う。
このため、21年度に条件の整理や候補地の調査などを行い、22年度に候補地案をまとめ、まちづくりのビジョン・デザインなどを検討する。
提供:
建通新聞社