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　静岡市は、２０２１年度にアリーナ建設の誘致推進事業を行う予定で、年度早々にコンサルタント業務を発注する。建設地については、21年度早期に確定したい考えだ。
　事業は、民間主導による整備手法を検討していることから、想定規模と市場性の相関関係や、民間企業の独立採算を基本とした場合の市場調査、プロジェクトシミュレーションを実施する他、民間企業へのサウンディング調査を行う。
　市民文化会館との併設を検討していた当時は、５０００〜７０００席を想定した４案のケーススタディーを行ったが、今回も３〜４の異なる規模で比較検討する方向だ。
　候補地として調査が進んでいるのはＪＲ東静岡駅北口多目的広場となるため、同地を対象としたシミュレーションとなる。同所は現在、「アート＆スポーツ／ヒロバ」として暫定利用。敷地面積は２・４�f。
　コンサルタント業務は、公募型プロポーザル方式なども含めて、発注方式を県と検討する。21年度当初予算案には、同事業の関連経費として７５３万円を計上している。
　20年度のアリーナ誘致関連調査業務はデロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー（東京都千代田区）で実施した。

提供：建通新聞社
（2021/3/12）

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