観音寺市は、2021年度当初予算案を発表した。一般会計は286億2000万円で前年度当初比3・7%増。20年度から2カ年で整備する豊浜小学校改築事業に着手したことから、投資的経費は20・6%増の39億7165万円となった。
建設関係では、高松自動車道と幹線道路を接続するスマートインターチェンジ整備事業に8601万円、老朽化した豊浜保育所と豊浜幼稚園を統合し、現在の幼稚園の場所に豊浜認定こども園を建設する豊浜認定こども園建設事業の実施設計に1495万円を計上した。
市内にある観音寺学校給食センター、大野原学校給食センター、豊浜小学校給食調理場、豊浜中学校給食調理場を統合して新たな学校給食センターを整備する新学校給食センター建設事業に1870万円を計上し、21年度にPFI導入可能性調査に着手する。第2運動公園整備事業として、観音寺港南西側の埋立地に造成予定の緑地帯を利用し、スポーツ施設を整備する基本設計に803万円を確保した。
その他、道路改築事業(社会資本)に6022万円、橋梁補修・更新事業に1億5709万円、高室分団屯所建設など消防屯所建設事業に4995万円、一の宮公園施設設備改修事業に4203万円を計上している。
提供:建通新聞社