千葉市は、東関東自動車道の湾岸習志野インターチェンジ・千葉北インターチェンジ間に計画している「(仮称)検見川・真砂スマートインターチェンジ」の詳細設計を2021年度に委託する。大日本コンサルタントが進めている予備設計業務の完了を待って早期に委託し、同年度内に取りまとめたい考え。事業費は同年度当初予算に7000万円を盛り込んでいる。
美浜区真砂5丁目ほかに位置する検見川陸橋の北西側に、国道14号・国道357号と東関東自動車道をつなぐスマートインターチェンジを整備する計画。予備設計を経て、詳細設計で具体化していく。また、環境影響調査業務はユーロフィン日本環境が手掛けている。
20年10月23日、国土交通省が高速道路会社への事業認可を行うとともに、新規準備段階調査箇所として採択した。
同年12月24日には千葉市、関東地方整備局、東日本高速道路関東支社、千葉県警察で構成する準備会を設立し、同日、第1回会議が開催された。現在、第2回に向けた準備が進められている。
準備会において設置位置や費用負担割合などを明確化した実施計画がまとまれば、国交省・地方自治体・東日本高速道路で構成する地区協議会における検討・調整を経て、国土交通大臣からの連結許可を受けて事業着手に至る見通し。
インターチェンジ本体までのアクセス道路を千葉市、高速道路区域および料金徴収施設を東日本高速道路が整備することになる