新潟市は、21年度当初予算案に、巻斎場更新に係る基本構想策定費用として220万円を新規計上した。
西蒲区和納5770番地に立地する巻斎場「妙有院」は、最も古い部分で築後50年以上が経過。老朽化が進み、施設の更新が必要であることから整備手法等を検討する方針だ。基本構想では整備の方向性や整備手法などを洗い出すものとみられる。発注方法については不明だが、通常指名競争により委託業者が選定されるもよう。
巻斎場の規模はRC造平屋一部W造トタン2階建て延べ674・09平方メートル。内部には待合室(5室)、収骨室(2室)、事務室、駐車場(乗用車43台)火葬炉5炉(新炉2炉、旧炉3炉)があり、1日火葬可能数は6体としている。敷地面積は5958・10平方メートル。