東大阪市は、総合体育館の外壁改修や(仮称)石切子育て支援センター建設工事などを盛り込んだ、総額3693億5227万円(対前年度当初比0・2%増)の2021年度当初予算案を公表した。建設事業費については、対前年度当初比13・4%減の84億6598万円となった。
主な事業を見ると、保健体育施設事業として総合体育館外壁など改修工事費に2億0190万円を計上。また、債務負担行為として22年度に1億8630万円を設定。(仮称)石切子育て支援センター建設工事には、1億0019万円を投入する他、22年度に2億9920万円を債務負担行為として定めた。
また、市営住宅整備事業には、住宅整備工事費として1億9570万円。学校関連では、小学校の校舎など整備工事に2億5130万円、中学校には、校舎など整備工事に1億7990万円、配膳室など整備工事に1億3660万円を投入する。
この他、保健所・保健センターの空調設備改修工事に1億0102万円、長寿命化計画にかかる建築設備工事などに活用する庁舎整備の関連工事に1億0670万円を充当した。
土木関連では、道路橋梁維持補修工事に3億5900万円、道路改良工事に2億0180万円、道路舗装工事に2億6650万円を確保。水路河川の維持工事に1億9950万円、河川改修など工事に1億4430万円、大阪モノレール南伸事業の測量調査などの委託料として1億1940万円を配分した。
会計別の内訳は、一般会計が対前年度当初比0・1%増の2035億1574万円。水道事業会計は同6・7%減で132億2604万円(建設改良費は27億0575万円)、下水道事業会計は同1・6%減で319億5476万円(建設改良費は31億1759万円)だった。
提供:建通新聞社