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建通新聞社四国
2021/03/09

【徳島】市上下水道局新庁舎 DB選定支援業務を地域経済研に 

 徳島市上下水道局は、「市上下水道局庁舎整備事業デザインビルド(DB)事業者選定アドバイザリー業務」の委託先を公募型プロポーザル方式により選定した結果、地域経済研究所(大阪市中央区)を特定した。今後は契約に向けた手続きを速やかに進め、業務に着手する。
 南前川町5ノ1ノ4の敷地4115平方bに新庁舎を建設する。建設地を当初計画の現庁舎跡地から前川分庁舎用地に変更するなどしたことから事業の遅れを生じないようするため、事業手法をDB方式に変更した。局は事業者選定に必要な支援を受けて予定通り2023年度内の完成を目指し、21年度から事業者選定等を進めていく。業務の履行期間は11月30日まで。委託料の上限は税込み2750万円。
 新庁舎の基本計画は梓設計関西支社(大阪市北区)が策定。職員規模から必要な延べ床面積を4000平方b程度としており、同地が延べ床面積に制約が生じる第一種住居地域に指定されていることから、用途規制に対する許可を求める公聴会や建築審査会の手続きも今後別途進めていく。また、敷地内には前川分庁舎(局水道維持課)があるが、こちらは耐震性を有しており、そのまま使用する。
 順調なら21年度第1〜2四半期にかけてDB事業者を選定する見通し。
提供:建通新聞社