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建設新聞社
2021/03/08

【東北・宮城】参加表明は16日まで/東北大学学放射光研究拠点施設の設計プロポ

 東北大学は、青葉山3団地構内に新営する放射光研究拠点施設の建築実施設計と設備実施設計に係る簡易公募型プロポーザル(拡大型)の手続きを開始した。
 今回のプロポーザルは温室効果ガス等の排出削減に配慮する内容等をテーマとした技術提案を求める環境配慮型を採用。
 参加表明書の提出は今月16日まで、技術提案書の提出は4月5日までで、特定結果は4月16日から閲覧とする。
 参加資格は、それぞれ文部科学省における設計・コンサルティング業務「建築(設計・施工管理)」と「建築設備設計(設計・施工管理」の有資格者。
 同大学の青葉山3団地では、軟X線領域で国内最高性能の次世代放射光施設の整備が進んでおり、放射光施設を活用した企業誘致を図り、国内最大級のリサーチコンプレックス(融合型産学共創拠点)の形成を目指している。今回の施設は次世代放射光施設の関連施設として初の施設で、既存の学問分野を横幹的に融合し、新たな学術分野・新産業育成につながる融合領域の創成や学術研究のDXの実現を目的に整備する。
 建設用地は仙台市青葉区荒巻青葉468の1ほか地内の青葉山3団地構内。施設は、RC造4階建て、延べ約4000平方bで建設。内部には1階に交流スペースや大ホール、2階に会議室やミーティングルーム、3・4階はラボや研究室を設ける。
 設計業務は2022年3月31日(工事発注に必要な図面・積算などの成果品は12月24日まで)までに完了し、施設建設は22年3月から23年7月を予定している。

 提供:建設新聞社