国土交通省道路局高速道路課は5日、高速道路の暫定2車線区間の4車線化等について、財政投融資を活用する候補個所を発表した。
それによると、県関係では磐越自動車道の三川IC―安田IC間の約3・2キロ(事業費300億円)のほか、隣県の福島県で会津坂下IC―西会津IC間の約1・7キロ(事業費70億円)が選定されている。
昨年12月に閣議決定された「国民の命と暮らしを守る安心と希望のための総合経済対策」に基づき、防災・減災、国土強靭化の推進等、安全・安心の確保のため高速道路等の整備が示されていることから、財政投融資を活用し、4車線化を実施する。今回、来年度に新たに着手する4車線化の候補個所として、昨今の災害をはじめ、渋滞、事故発生個所などを総合的に勘案し選定した。