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建設経済新聞社
2021/03/05

【京都】変更原案に大戸川ダム整備 淀川水系流域委員会に提示

 淀川水系流域委員会が3日、オンライン形式で開催され、近畿地方整備局が淀川水系河川整備計画(変更原案)を示した。
 河川整備計画の新旧対照表によると、淀川本川において「現在事業中の洪水調節施設(川上ダム、天ヶ瀬ダム再開発、大戸川ダム)を順次整備する」は変更なし。
 大戸川ダム(滋賀県大津市)は、平成21年3月の河川整備計画では「利水の撤退等に伴い、洪水調節目的専用の流水型ダムとするが、ダム本体工事については、中・上流部の河川改修の進捗状況とその影響を検証しながら実施時期を検討する」とし〈実施時期を検討する〉としていたが、今回示した変更原案では当該部分を削除した。
 また宇治川において「天ヶ瀬ダム再開発事業による天ヶ瀬ダムの放流能力の増強を行う」としていたが、変更原案では「天ヶ瀬ダム再開発事業による天ヶ瀬ダムの放流能力の増強を行うとともに大戸川ダムの整備を行う」とし、〈大戸川ダムの整備を行う〉を追加した。