トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

北陸工業新聞社
2021/03/05

【石川】国直轄、9月にも事業着手/大日川ダム取水ゲート改修/県議会一般質問

 21年第1回石川県議会定例会は4日、本会議を再開、打出喜代文(未来石川)、沖津千万人(自民)、田中哲也(同)、佐藤正幸(共産)、横山隆也(自民)、田中敬人(同)の6氏が一般質問に立った。
 谷本正憲知事は大日川ダム(白山市阿手)の取水ゲート改修について、国による耐震診断の結果、ダム本体には問題はないが、取水ゲートは耐震対策を含めた全面改修が必要と判明したため、県では地元とともに一刻も早い改修を要望し、来年度より国の直轄事業に採択されたと説明した上で、「現在、国や関係土地改良区により、事業開始に向けた準備が進められ、早ければ9月にも事業着手と聞いている」と述べた。この地域の農業生産性維持と、農業経営安定には大日川ダムからの農業用水の安定供給が欠かせず、「今後とも関係市町、土地改良区と連携して事業が円滑に実施されるよう、国に強く働きかけていく」と強調した。
 のと里山海道のICにおける常時左折レーン整備に関する質問に対して、城ヶ崎正人土木部長は白尾、高松、今浜、上棚矢駄の4カ所で整備することとし、「昨年12月に上棚矢駄、今月19日には高松の整備が完了。来年度は残る白尾、今浜で事業に着手する」と答えた。

hokuriku