新統合吉田保育園に4.6億、関連工事1.5億
下伊那郡高森町は、2021年度の当初予算案を公表した。一般会計は70億5000万円で対前年度当初比6億8700万円の増額となった。
増額要因は、新規事業として、新統合吉田保育園(認定こども園)施設整備補助に4億6143万円、同保育園整備の関連工事として町道l−1〜230号線拡幅改良事業に1億5258万円などを計上したため。同事業は、社会福祉法人白百合福祉会が運営する「吉田河原保育園」が町立「吉田保育園」と統合し、新たな幼保連携型認定こども園を整備し開設するもの。新園舎は、S造平屋建て、延べ約1850uの規模で、光専寺南側の農地(開発面積約9900u)に建設。定員は155人を想定している。22年3月の完成を目指す。
かわまちづくり事業は拠点施設の基本設計
そのほかの主な事業は、天竜川かわまちづくり事業として1453万円を計上。拠点施設の基本設計を行うほか、国と協力し、敷地整備と河川改修などを継続して実施する。
特別会計は、農業集落排水事業2億7106万円で対前年度0.4%減、地域開発事業5億1688万円で同37.6%減。事業会計は公共下水道事業10億0037万円で同9.8%増、水道事業3億4280万円で同13.0%減とした。
また、特別養護老人ホーム「あさぎりの郷」の管理運営事業費として、4366万円を計上。22年度に町から指定管理者に施設譲渡し、改修工事の費用を町が補助する。
提供:新建新聞社