真庭市は、久世浄化センター改築更新を2021年度からの3カ年で行うため、21年度当初予算に1億2000万円の工事費を盛り込んだ。3カ年の総事業費は約3億7000万円で、債務負担行為を設定する。
同センターでは現在、オキシデーションディッチ方式で1日あたり処理量2515立方b×2池(2系列)を稼働しており、今回はこのうち老朽化してきた1系列の機械設備および電気設備を更新する。機械設備は水中プロペラ、曝気装置など、電気設備は計装関係。事業については下水道事業団と4月中に委託協定を結び、8〜9月に事業団から発注される。残る1系列は設備が新しいため更新の予定はない。場所は中島。
浄化センター関連では、落合浄化センターで今後の流量増加に対応するためのの1系列増設(1220立方b/日)を19年度から進めており、21年度は土木工事・機械および電気設備を施工(発注済)し同年度末に完了する見通しとなっている。
「提供:建通新聞社」