トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社(神奈川)
2021/03/03

【神奈川】県県土整備局 21年度の工事箇所

 神奈川県県土整備局は、2021年度当初予算の事業対象として1323カ所(市施行分7カ所含む)を計画している。国道129号(平塚市大神)の電線地中化工、柏尾川(横浜市栄区金井町)の用地・委託、伊勢原テラス(伊勢原市八幡台2丁目)の建て替えなどを実施する方針だ。
 総事業箇所のうち584カ所は道路橋りょう費。箇所数最多は道路補修費(単独)の108件39億6055万円で、県道26号・横須賀三崎(横須賀市上町3丁目他)舗装工などを予定している。これに、県道205号・金沢逗子(逗子市池子1丁目)歩道補修工など交通安全施設等整備費(単独)99件21億6937万円、県道70号・秦野清川(清川村煤ケ谷)法面対策工など道路災害防除事業費(単独)64件26億1000万円が続く。電線地中化促進事業費(単独)は、国道129号(平塚市大神)など19カ所2億4051万円。また、道路改良費(単独)では、神奈川と静岡の県境をまたぐ道路・伊豆湘南道路(小田原市他)の委託など35カ所19億6983万円を予定。
 河川海岸費336カ所の半数弱に当たる159カ所は河川修繕費(単独)で、境川(相模原市緑区相原3丁目他)の河床掘削工、鶴見川(横浜市緑区青砥町他)の転落防止柵工などがある。予算額は42億1257万円。河川改修費は単独、公共を合わせて96カ所138億7680万円。矢上川(川崎市宮前区梶ケ谷他)の流入施設工、恩田川(横浜市緑区小山町)の委託・補償などを計画している。
 一般会計ではこの他、砂防費314カ所、港湾費10カ所、都市計画費57カ所を盛った。このうち、砂防費では急傾斜地崩壊対策事業費について、単独93カ所12億9631万円、公共116カ所30億円とした。
 県営住宅事業会計は、県営住宅整備事業費(公共)の9カ所23億8424万円。鶴ケ峰団地(横浜市旭区鶴ケ峰1丁目)や緑ケ丘団地(厚木市緑ケ丘3丁目)など7団地342戸を新規建て替え分としている。
 流域下水道事業会計の建設改良費は、相模川7カ所33億6725万円(左岸処理場土木工など)、酒匂川6カ所14億7770万円(中井二宮小田原幹線電気設備工など)。

提供:建通新聞社