富山県土木部は21年度、南砺市上川崎地内「一般県道安居福野線川崎橋橋梁上部工工事」に着手する。当初予算案に債務負担行為4億2000万円を設定した。
新橋梁は、鋼3径間連続非合成鈑桁橋の延長136・5メートル、有効幅員10メートル(車道部7・5メートル、歩道2・5メートル)。今年度は左岸側の壁式P1橋脚1基(小判形、オープンケーソン基礎)などを進めている。
詳細設計は建設技術研究所が担当。
小矢部川に架かる川崎橋(鋼鈑桁橋+トラス橋143・9メートル)は、建設から60年以上が経過して老朽化が著しく、幅員も5・5メートルと狭いことから、下流側に隣接して架け替える。事業区間は延長510メートル、幅員11メートル(一般部)。耐候性鋼材の橋桁、アルミ合金製の高欄、LED照明を採用し、ランニングコスト低減を図る。