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日刊建設タイムズ社
2021/03/02

【千葉】地元合意形成目指す/長生広域組合予算/処分場のかさ上げ工事等/消防機庫3棟を新築

 長生郡市広域市町村圏組合(茂原市上永吉2101、管理者・田中豊彦茂原市長)の2021年度一般会計予算は、対前年度当初比3・2%減の65億6162万5000円となった。普通建設事業費は12億63万9000円で同15・4%減。主要事業では、最終処分場かさ上げ工事と新最終処分場建設事業に係る地元同意事業負担金に債務負担行為を設定。21年度の合意を目指し、地元自治体や自治会と協議を進める。このほか、消防機庫3棟の新築工事に1億393万円を措置した。
 最終処分場かさ上げ事業および新最終処分場建設事業は、20年度からの継続で、最終処分場かさ上げ事業の土木実施設計や新最終処分場の基本計画等および環境影響評価調査を引き続き実施する。
 最終処分場のかさ上げ工事は、最終処分場「エコパーク長生」の施設延命化に伴い実施する。20年度に土木工事実施設計をオオバに委託した。設計工期は11月30日まで。
 エコパーク長生(茂原市大沢1447―1)については、残容量がひっ迫状態にあることから新処分場の建設を計画しているが、新処分場完成までの期間、かさ上げを行うことで施設の延命化を図る。かさ上げの容量は焼却灰などで約1万7000立方メートルを見込む。
 新最終処分場については20年度、基本計画および生活環境影響調査を日産技術コンサルタントに、22年3月25日までの工期で委託している。内容は基本設計およびPFI可能性調査など。新最終処分場の予定地は長生郡長柄町船木地先。埋め立て容量は約13万立方メートルを見込む。k_times_comをフォローしましょう
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