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建通新聞社(中部)
2021/03/01

【三重】鈴鹿市 須賀長太配水管の詳細設計に着手

 鈴鹿市上下水道局は、「須賀長太配水管詳細設計」に着手した。既設配水管の更新に当たり、既設管ルートより南側のルートで配水管を敷設する。予算措置ができれば、2021年度の工事着手も見据えて設計を進めることになる。担当はジオ鈴鹿営業所(鈴鹿市)。履行期間は9月22日まで。
 設計概要は、管径300_、延長3120b。管種はダクタイル鋳鉄管。工法は全て開削を予定。業務は中心線測量、縦断測量、横断測量など。
 対象区間は、起点が須賀町内で伊勢鉄道と並行する市道部分から軌道東側沿いに北進し、一ノ宮小学校の南西角から市道沿いに東進し、国道23号を横断する。その後、途中から北進し、交差する県道鈴鹿港線に沿って長太の集落の西側付近の北長太町内を終点とした。起点部は、既設の高岡配水本管の約200b北側で新たなルートを設定し更新敷設する高岡配水本管(現在施工中)と接続する。終点は、長太の集落と結ぶ配水管(現在建設中)と接続する。国道23号との交差部は、国道側が盛土構造の高架区間となっており、盛土部をボックス構造で市道が抜けているため、同部分の管渠敷設も開削で行う計画。
 既設の須賀長太配水管は池田町の集落の県道下に敷設されており、埋設物があることから、更新時に際して、既設管の南側のルートで敷設替えするもの。
 工事は、23号と交差部の開削工がネック箇所となるため、同箇所を先行する計画で、その後、本管工事との兼ね合いから、東側の工区から工区割りして順次工事を進めることを想定しており、今後検討する。事業期間は7カ年程度掛かるものと見込んでいる。

提供:建通新聞社