一般会計64億3000万、前年度比6.4%増
下伊那郡松川町は、2021年度当初予算案を2月25日に発表した。一般会計は64億3000万円(前年度比3億8875万・6.4%増)、普通建設事業費は8億4508万円(同1億2247万・16.9%増)と大幅増となった。
元気センター設計に1640万を計上
普通建設事業費の内訳は、補助2億0650万円、単独6億3858万円。建築関係の主な事業は、仮称・元気センター設計1640万円、学校施設の照明LED化に係る設計759万円、新井公衆トイレ改修740万円―など。
土木関係は、リニア対策として前河原道路新設に係る測量・用地購入等4470万円、公園施設長寿命化計画策定1000万円を新規事業として予算化した。主要幹線道路の整備では、大草線(名子交差点)改良5500万円、名子原中央線改良5500万円、弥太沢線改良5000万円―などが大きい。
仮称・元気センターは、代替施設で実施している「コミュニティカフェ」や「出張デイサービス」を統合し地域共生社会の拠点として建設するもの。21年度は公募型プロポーザル方式で設計業者を選定し、22年度の着工を目指す。
学校施設の整備は、照明LED化に向けた設計業務のほか、国の第3次補正予算を受け、トイレ改修工事(2億2114万)を3月補正予算で前倒し繰越事業として工事を進める。
提供:新建新聞社