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　米子自動車道の４車線化で、江府ＩＣ―溝口ＩＣ間の谷川トンネル（伯耆町）が今夏から着工される運びとなった。ＮＥＸＣＯ西日本高速道路は22日、同トンネルと添谷トンネルを一括して一般競争入札として公告した。６月１日に開札する。
　米子道４車線化は、江府ＩＣ―溝口ＩＣ間の溝口ＩＣ側４・２�`（伯耆工区）が２０１９年に事業化された。事業区間の山間部には大型構造物の「谷川トンネル」（６１６�b）があり、さらに溝口ＩＣよりに「添谷トンネル」（２３１�b）が計画されている。
　今回工事の総延長は２０３０�b。両トンネルをＮＡＴＭ工法で掘削するほか、橋梁上・下部工５１６�b、切り盛土工も合わせて施工する。工期は約３年半の１２９０日間。
　また、同じ伯耆工区の宮原トンネル（４９６�b）は来年以降の着工となりそう。
　米子道４車線化を巡っては平井伸治知事が今月３日、ＮＥＸＣＯ西日本の前川秀和社長とリモートで会談。事業中の江府ＩＣ付近をはじめ３区間の早期供用と、未事業化区間の大山高原スマートＩＣ―溝口ＩＣ間など３区間の事業化を要望。
　この際、ＮＥＸＣＯ側は谷川トンネルを今年度末までに工事公告すると説明していた。

日刊建設工業新聞