福井県左官工業組合(土田英樹理事長)は20日、第46回通常総会を福井市西木田の福井商工会議所で開催した。工業高校への左官講座などを積極的に行い、若手入職者の増加に向け、一致団結していくとした。
土田理事長は冒頭のあいさつで、技能者の高齢化や働き方改革等による人手不足が喫緊の課題であるとし、「敦賀高校・武生高校への左官講座などを通し、PRへ努めたい」と強調。また、適正単価の実現についても、入職者を増やす上で重要とした。
続いて、表彰状の授与を行った。また、来賓の日左連北陸ブロック会の夏見久志会長、組合顧問の大森哲男県議会議員がそれぞれ祝辞を述べた。
議事では20年度事業報告・収支決算および21年度事業計画・予算案など5議案を審議し、すべて原案通り了承した。
事業計画によると、左官工事技術に関する講習会や工業高校への左官講座等を行うほか、同業界に関する情報の収集・提供、設備や取引状況の実態調査・研究等に取り組むとしている。
表彰受賞者は次の方々(敬称略)
■日左連会長表彰
島森建 福井支部
■理事長表彰
関孝一 武生支部
福岡義美 鯖江支部
渡辺貴幸 丹生支部
西本隆守 坂井支部
大和恵一 小浜支部