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　富山市は２１年度当初予算案で、「（仮称）婦中熊野・宮川保育所」移転改築工事費として２１・２２年度の２カ年継続費９億７８００万円（年度割各４億８９００万円）を設定した。
　婦中熊野保育所（１９８１年築　ＲＣ造平屋建て８４９・５７平方メートル、定員１３０人）と宮川保育所（８７年築　ＲＣ造平屋建て４７３・４４平方メートル、定員６０人）の統合保育所を、ＲＣ造２階建て延べ１８００−１９００平方メートルで建てる。設計はビートープが担当。
　両保育所はともに老朽化が進み、特に屋根や外壁の劣化が著しい。場所が２キロ程度しか離れておらず、宮川、熊野小を統合し宮野小学校を開設した経緯もあることから、同校北側（婦中町地角地内）の民有地約４０００平方メートルに、統合保育所を建てることにした。