鳴門市は2021年度当初予算案を発表した。一般会計の総額は前年度当初比17・7%増の290億3000万円で過去最大の規模となった。新庁舎建設事業や道の駅整備事業など大規模事業の事業費計上が大幅に押し上げた格好。
一般会計のうち投資的経費は54・7%増の36億9898万円。建設関係の主なものは、道の駅「くるくる なると」整備事業に17億8714万円、新庁舎整備事業に5億0063万円の他、道路橋超長寿命化事業費3億2805万円、学校施設大規模改修事業費2億0870万円、消防施設耐震化推進事業費7153万円、市営住宅改善事業費5332万円、ドイツ村公園トイレ整備事業費1200万円などを計上した。
水道事業会計では、資本的支出の総額を30億2581万円とし、鳴門市・北島町共同浄水場整備事業費19億3600万円、配水施設費9億2728万円などを配分。ボートレース事業会計では、資本的支出の総額を15億2870万円とし、ウズパーク周辺整備工事費2200万円、整備棟耐震改修事業基本設計業務委託料2200万円などを盛り込んだ。下水道事業会計では、資本的支出の総額を7億3023万円とし、汚水管渠工事費2億1230万円、管渠実施設計業務委託料2000万円などをそれぞれ計上している。
提供:建通新聞社