富山県は21年度当初予算案に、県立大学DX教育研究センター(仮称)整備事業として16億6900万円を計上した。
建設規模はS造2階建て約2200平方メートル。デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に向け、射水市黒河地内の射水キャンパス敷地内に研究室や実験室、教員室などが入る新棟を新築し、通信環境を整備する。21年度に本体着工し、22年度の供用開始を予定している。
22年度から情報システム工学科の入学定員を25人、知能ロボット工学科で同10人増やして各70人に拡充する。最新のデジタル技術やデータを活用し、DXを担う人材育成や研究強化などを図る。
実施設計は三四五建築研究所が担当。