一般会計に前年度比11%減の1552.8億
過去5番目の事業規模
東日本台風関連は51.6億
長野市は、2021年度当初予算案の一般会計に前年度比11%(192.4億)減の1552億8000万円を計上した。2月17日の記者会見で「(一般会計は)過去5番目の事業規模」と説明した。
建設関連の主な歳出は、令和元年東日本台風災害の復興関連の51.6億のほか、まちのにぎわい創出事業の39億円など。
台風災害の復興関連には、国や県と連携して進める「信濃川水系緊急治水対策プロジェクト」と「長野市災害復興計画」に位置付ける機能複合型の河川防災ステーション整備(用地取得と伴う測量)800万円のほか、被災した長沼体育館や西寺尾・落合・屋島運動場のスポーツ施設復旧事業3億4272万円、豊野防災交流センター整備事業2140.5万円、豊野消防分署整備事業1億6369.4万円、長沼児童センター復旧事業7151万円。
若穂SICや城山公園再整備など新規に
また、まちのにぎわい創出事業に若穂スマートインター整備事業1億2602万円、飯綱高原交流拠点施設等整備・飯綱高原南グラウンド整備事業1億9820万円、城山公園再整備事業(ふれあいの森ゾーン)3340万円など新規に計上。道路新設改良事業(幹線道路整備:古牧朝陽線改良外8事業、生活道路整備:秋古青池線改良外12事業)11億163.6万円や舗装修繕事業5億0640万円、橋りょう安全点検管理事業3億5630万円などの継続事業も一定規模で予算配分された。
予算規模は、特別会計756.8億円(対前年度0.9%増)、企業会計392.2億円(同3.8%減)を含め総額2701.8億円(同6.9%減)とした。
提供:新建新聞社