胎内市は17日、21年度当初予算案を発表し、一般会計に前年度比1・3%増の163億1600万円を計上した。
このうち普通建設事業費は、21億9170万6000円(前年度比30・3%増)。公営企業会計では、公共下水道事業会計に19億1800万7000円、農業集落排水事業会計に6億7730万円、水道事業会計に11億2658万2000円、簡易水道事業会計に1億6410万円などを盛り込んだほか、特別会計を合わせた予算総額は、277億6538万9000円(同0・8%減)となった。
債務負担行為では、中条小学校改築工事設計業務委託料に22年度の限度額1億5400万円、し尿等下水道投入施設維持管理業務委託料に22から26年度までの限度額1億円(各年度2000万円)を設定した。
井畑明彦市長は「次の世代を担う子どもたちの育成に向けた未来への投資や洋上風力発電事業の推進など、地域の持続力を高めるための予算を編成した」と力を込めた。
主要事業は次の通りとなる。
▽塩の湯温泉施設改修工事 1億5750万円
▽ロイヤル胎内パークホテル交流促進施設改修工事 2億450万円
▽胎内スキー場施設改修工事 9060万円
▽樽ケ橋遊園施設改修工事 1億2842万4000円
▽市道関係整備工事 2億8652万円(道路改良工事6路線、舗装新設工事4路線、側溝新設改良工事8路線、融雪施設入替工事4路線、融雪施設撤去工事1路線)
▽住宅管理工事 7456万円(市営住宅、県営住宅、市設住宅補修等工事)
▽市営住宅鳥坂団地改修工事設計業務委託料 1200万円
▽小学校共通施設整備工事 8300万円(築地小学校空調設備改修など)
▽小学校共通施設整備測量設計等委託料 7000万円(中条小学校改築工事に伴う設計業務、地質調査業務、敷地測量業務)
▽産業文化会館改修工事 5億3398万9000円
▽産業文化会館改修工事設計委託料 3000万円