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　香取市は、22日に開会する３月定例市議会に２０２１年度当初予算案を上程する。一般会計は対前年度当初比１・６％増の３２６億２０００万円。特別会計と公営企業会計を合わせた総額は同１・５％増の６２８億５９８５万円。一般会計の普通建設事業費は38億６７８７万１０００円で同47・４％増。市営住宅粉名口団地大規模改修事業（３号棟）に21〜23年度の３か年継続費６億２５００万円を設定した。
　市営粉名口団地は、18年度から大規模改修工事を実施。18〜19年度に１号棟、20〜21年度には２号棟を実施。21年度に２号棟が完了することから、新たに３号棟に着工する。建物規模はＲＣ造４階建て延べ約２２３５�u。戸数は32戸。設計は千都建築設計事務所が担当。
　また、橘ふれあい公園整備・管理運営事業に限度額12億８９０８万２０００円（22〜41年度）の債務負担行為を設定した。同事業はＤＢＯ方式により実施。20年８月に公募型プロポーザルを公告し、事業者の選定作業を進めており、３月上旬に優先交渉権者が決まる見通し。事業費は６月補正予算で措置したが、契約が21年度となるため、新たに債務負担行為を設定するとともに、別途、21年度の年度事業費を措置した。
　同事業では、国際大会の開催が可能な日本パークゴルフ協会認定のパークゴルフ場やバーベキュー広場などを整備する。事業期間は42年３月末日まで。
　このほか、佐原駅北口にバスターミナルを整備する佐原駅北口交通拠点整備事業に４５６４万４０００円を計上し、土地購入、設計業務、駐輪場改築などを実施する。