横浜市が複数年にわたる工事の発注などに向けて、2021年度当初予算で新規に設定する建設関連の債務負担行為が明らかになった。建築分野では学校の建て替えや中央卸売市場本場の青果部施設、東部方面斎場の火葬炉築造などの工事が挙がった。土木分野には環状3号線杉田港南台地区の電線共同溝PFIや新本牧ふ頭市施行エリア整備工事などがある。また、20年度当初予算での期間や限度額を見直して、新山下地区などの高度化上屋、市民病院解体、西谷浄水場再整備関連の債務負担行為を改めて設定する。21年度末に発注するゼロ市工事の経費も裏付けていく。
提供:建通新聞社