伊予消防等事務組合(伊予市下吾川、武智邦典組合長)は、伊予地区広域斎場聖浄苑改築の設計・施工者を井原工業・鳳建築設計事務所・宮本工業共同企業体に決めた。公募型プロポーザルで選定した。議会承認を経て本契約する。事業期間は2025年3月25日まで。
新施設の規模は鉄筋コンクリート造延べ1300平方b程度を想定。火葬炉は4基とし、現施設の式場棟は廃止する。現施設の規模は、本館棟が鉄筋コンクリート造2階建て延べ696平方b、待合棟が同造2階建て延べ549平方b、式場棟が同平屋296平方bの他、車庫やポンプ室を合わせ延べ1677平方b。また、地下タンクや駐車場約30台分を備える。
1983年の使用開始から既に37年が経過し、老朽化が著しいことに加え、高齢化社会により死亡件数の増加が見込まれることから、安定的な火葬業務を提供するため早急に新しい火葬場を建設する。新施設の整備は、現在の施設を運営しながら同敷地内で並行して段階的に進める。場所は伊予市大平甲1968ノ1他(現斎場敷地内)。
提供:建通新聞社