北陸農政局は15日付けで、金沢市利屋町地内「河北潟周辺農地防災事業潟端南排水機場建設工事」の一般競争入札(WTO適用、標準A型総合評価落札方式)を公告した。あす16日から3月2日まで申請書を受け付け、6月2日に開札する。工事の品質・安全性の確保に恐れがある極端な低価格での調達の有無を厳格に審査する「特別重点調査」の適用工事、発注者指定の週休2日試行対象、契約後VE方式などとなる。
参加資格は、同局の土木一式工事1250点以上の認定、同種工事の元請け施工実績―など。
工事概要は、同排水機場にかかる土木(基礎工、本体工、樋門工、遊水地工)、建築(建築工、電気設備工、機械設備工)。工期は24年9月25日まで。設計はジルコが担当。
同計画は、北陸農政局と石川県が共同で河北潟周辺(金沢、かほく、津幡、内灘の2市2町)にある排水機場13カ所と防潮水門1カ所を更新し排水機能の向上を図る内容で、このうち防潮水門と排水機場9カ所(津幡、金沢、内灘、宇ノ気、潟端北、潟端南、八田、木越、大浦)を国営で、国営採択要件を満たしていない指江、舟橋、大場、粟ヶ崎の4カ所を県営で更新する。