名古屋市環境局は、東邦ガスなどが港区で進める「みなとアクルス開発事業」について、市環境影響評価条例に基づく「事後調査結果中間報告書(工事中)(その2)」の提出を受け、縦覧手続きを2月10日に開始した。同報告書によると、区域西側のU期工事区域について、複合業務施設、住宅、エネルギー施設は11月以降、新規事業用施設は9月以降にそれぞれ着工する予定とした。複合業務施設、住宅、エネルギー施設は2024年度のオープンを目指すとしている。
工事予定期間を示したのは、西側区域のB区域にある複合業務施設、住宅、エネルギー施設と、C区域の新規事業用施設。複合業務施設、住宅、エネルギー施設は11月に着工。工期は34カ月間で24年8月を完成時期にしている。C区域はスポーツ施設を配置し、9月に着工。工期10カ月間で21年度の供用開始を予定する。
B区域は、東邦ガス旧港明工場跡地の西側。港北運河の北側、JR貨物線路の西側にあたる。同社は、18年12月に同区域内に就業体験施設「キッザニア」が進出することを明らかにしている。
提供:建通新聞社