京阪電鉄不動産(大阪市中央区大手前1ノ7ノ31)は、地下鉄・今池駅直近の「新今池ビル」跡地について、活用の方向性を5〜6月をめどに決める考えだ。9〜10月の新築工事着手を目指している。
跡地の活用については、分譲マンションを軸とした開発を計画していたものの、現時点で正式には決まっていない。コロナ禍の影響も踏まえ、検討を進めているもよう。
対象地は名古屋市千種区内山3ノ3306。用途地域は商業地域で、容積率800%、建ぺい率80%となっている。
解体中のビルは地下3階地上6階建て延べ1万0694平方b。建築面積は約1600平方b。地下で今池駅とつながっていた。解体は日本リグランド(京都市伏見区)が担当しており、8月下旬をめどに完了させる予定だ。
同ビルは1962年に完成。飲食店や映画館などが入居している複合施設だった。駅とつながる地下通路は同ビルの営業終了に伴い、2020年2月25日に閉鎖した。
提供:建通新聞社