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日刊建設タイムズ社
2021/02/12

【千葉】雨水管整備に18億円/南船橋駅南口市有地活用へ/一般会計は2122億円/船橋市21年度予算

 船橋市は15日開会の第1回定例議会に、2021年度当初予算案を上程する。一般会計は前年度当初比0・2%増の2121億7000万円。普通建設事業費は、同54・3%減の82億7470万7000円。主な事業は、浸水被害軽減のための雨水管整備18億400万円、JR南船橋駅南口市有地の活用5億3970万円、都市計画道路の整備5億2658万9000円。
 浸水被害軽減のための雨水管整備については、雨水整備計画に基づき、22年度まで山手地区において推進する。
 JR南船橋駅南口市有地の活用では、臨海部の玄関口および回遊性創出の拠点としてふさわしいまちづくりに向け、必要なインフラ整備に着手する。主な内容は、土地活用計画策定、河川護岸詳細設計、下水道整備。
 都市計画道路の整備においては、西船橋駅印内線で歩道整備工事を推進するほか、東海神駅や高根台中学校周辺などで用地買収を行う。
 そのほか、既設排水路の長寿命化対策1億1200万円、歩行者などの安全対策2億2220万円、下水処理場におけるバイオマスエネルギーの利活用9億3069万4000円、市内の森林整備の促進方法の検討27万7000円、交差点の改良1億4735万円、保育の充実に向けた保育所などの整備の促進1億7325万円、こども送迎センター整備費の助成720万円、特別支援学級の増設3919万6000円、漁業の振興(製氷・貯氷施設整備助成)3737万3000円。
 主な特別会計・企業会計の予算規模は▽船橋駅南口市街地再開発事業特別会計=8億1600万円(前年度当初比37・4%減)▽地方卸売市場事業会計=10億3000万円(同8・3%減)▽下水道事業会計=377億3022万2000円(同2・2%減)――となっている。
 継続費は▽JR南船橋駅南口道路および電線共同溝整備事業=11億3000万円(21年度1億円、22年度7億6100万円、23年度2億6900万円)▽船橋市運動公園前交差点改良事業=1億3500万円(21年度6635万円、22年度6865万円)▽西浦下水処理場雨水沈殿池設備更新事業=2億6140万円(21年度7130万円、22年度1億9010万円)▽高瀬下水処理場汚泥処理中央監視設備更新事業=2億9010万円(21年度7910万円、22年度2億1100万円)。
 主な債務負担行為は▽舗装修繕および道路排水整備費(21〜22年度)=限度額1億9000万円▽西浦排水機場非常時ポンプ更新工事費(21〜22年度)=限度額1億6115万円▽下水道管渠布設等整備費(21〜22年度)=限度額2億6000万円。k_times_comをフォローしましょう
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