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滋賀産業新聞
2021/02/12
【滋賀】彦根市 消防施設等適正管理計画の策定進む
彦根市消防本部は、所管する19の消防施設を対象に、21年度（令和3年度）から10年間の更新や長寿命化改修などの中長期的整備計画となる「彦根市消防施設等適正管理計画」策定を進めている。順調にいけば計画にのっとり、21年度（令和3年度）には保全が急がれる北分署の改修工事が行われるほか、計画期間中に2ヵ所の消防分団車庫の移転整備と北分署の移転検討、消防本部バリアフリー化や南分署の増築検討―等が進められる見通し。
対象となるのは、消防本部・消防署1施設、分署3施設、消防団詰所15施設の計19施設。老朽化している施設が多く、構造体の寿命や設備の不具合等の問題を是正していくため、全体を把握し、総合的・長期的かつ多角的な観点で整備・運営の適正化を図り、安全・安心で継続的な消防施設等の利用を推進するとともに、中長期的な整備によって財政負担の軽減・平準化を図る。なお、計画策定に係るコンサル業務はパスコ滋賀支店（大津市）が担当。
策定中の計画によると、消防施設では、消防本部（本署）および南分署、犬上分署は計画的な保全と施設の長寿命化を図り、引き続き消防機能の拠点施設として位置づけ。計画期間中は消防本部にエレベーター設置等バリアフリー化、南分署に職員増に伴う増築、立地課題を抱える北分署については当面の機能維持と共に中長期的な移転の検討を示した。補修・改善を要する箇所の修繕・改修は21～22年度に北分署、22年度南分署、23年度消防本部および犬上分署で行う。
消防団分団車庫については、立地上の課題がある第3分団は22～23年度、立地課題・建物劣化が著しい第6分団は25～28年度の期間中、それぞれ移転を計画。それ以外は保全計画にのっとり22年度に第1・第7分団、23年度に第8・第11・第15分団のＤ判定箇所の改修・修繕を行う計画。
彦根市消防施設適正化計画の対象となる施設と方向性は次の通り。
【消防本部・消防署】
▽①彦根市消防本部（本署）（彦根市西今町415）＝昭和61年築、ＲＣ造3階建（別棟あり）、延2997・27平方㍍、敷地6735・89平方㍍＝計画保全と長寿命化・ＥＶ設置とバリアフリー化。
【分署】
▽②南分署（彦根市防災備蓄倉庫含む）（彦根市稲里町320）＝平成10年築、Ｓ造平屋建、759・79平方㍍、敷地5755・70平方㍍＝計画保全と長寿命化・増築（検討）。
▽③北分署（彦根市古沢町503―1）＝平成5年築、Ｓ造2階建、延631・99平方㍍、敷地1088・00平方㍍＝適正な管理のもと利用継続のため21年度保全改修・立地問題のため移転検討。
▽④犬上分署（甲良町横関字山王689―1）＝平成7年築、Ｓ造2階建（別棟あり）、延897・01平方㍍、敷地3888・30平方㍍
【消防団詰所】
▽⑤消防団第1分団（彦根市本町2丁目4―18）＝平成11年築、Ｓ造2階建、延96・93平方㍍、敷地158・95平方㍍＝適正な維持管理による長寿命化。
▽⑥消防団第2分団（彦根市須越町1154―2）＝平成4年築、Ｓ造平屋建（別棟あり）、75・95平方㍍、敷地1336・71平方㍍＝適正な維持管理による長寿命化。
▽⑦消防団第3分団（彦根市京町2丁目2―21）＝昭和58年築、Ｓ造2階建、延101・99平方㍍、敷地84・68平方㍍＝立地課題のため令和4年度設計、5年度移転。
▽⑧消防団第4分団（彦根市松原町鴨ノ巣3614―5）＝令和2年築・令和3年3月移転、Ｓ造2階建、延96・60平方㍍、敷地411・74平方㍍＝適正な維持管理による長寿命化。
▽⑨消防団第5分団（彦根市芹川町909―1）＝令和元年築、Ｓ造2階建、延110・84平方㍍、敷地350・70平方㍍＝適正な維持管理による長寿命化。
▽⑩消防団第6分団（彦根市大藪町1810―7）＝平成3年築、Ｓ造2階建、延68・60平方㍍、敷地213・03平方㍍＝立地と老朽化課題のため令和7～10年度中移転。
▽⑪消防団第7分団（彦根市戸賀町130―47）＝昭和63年築、Ｓ造平屋建、59・44平方㍍、敷地102・81平方㍍＝適正な維持管理による長寿命化。
▽⑫消防団第8分団（彦根市正法寺町竹之内559―4）＝平成25年築、Ｓ造2階建、延80・94平方㍍、敷地463・24平方㍍＝適正な維持管理による長寿命化。
▽⑬消防団第9分団（彦根市甘呂町146―3）＝平成24年築、Ｓ造2階建、延80・94平方㍍、敷地158・15平方㍍＝適正な維持管理による長寿命化。
▽⑭消防団第10分団（彦根市日夏町2909―1）＝平成29年築、Ｓ造2階建、延90・06平方㍍、敷地337・68平方㍍＝適正な維持管理による長寿命化。
▽⑮消防団第11分団（彦根市鳥居本町1492―1）＝平成5年築、Ｓ造平屋建、101・25平方㍍、敷地270・48平方㍍＝適正な維持管理による長寿命化。
▽⑯消防団第12分団（彦根市金剛寺町中郷440）＝平成7年築、Ｓ造平屋建、84・20平方㍍、敷地635・88平方㍍＝適正な維持管理による長寿命化。
▽⑰消防団第13分団（彦根市賀田山町47―4）＝平成8年築、Ｓ造2階建、延70・00平方㍍、敷地160・54平方㍍＝適正な維持管理による長寿命化。
▽⑱消防団第14分団（彦根市高宮町2312―1）＝昭和59年築、Ｓ造平屋建、112・35平方㍍、敷地262・55平方㍍＝適正な維持管理による長寿命化。
▽⑲消防団第15分団（彦根市本庄町60）＝平成7年築、Ｓ造2階建、延197・63平方㍍、敷地486・67平方㍍＝適正な維持管理による長寿命化。
提供：滋賀産業新聞
対象となるのは、消防本部・消防署1施設、分署3施設、消防団詰所15施設の計19施設。老朽化している施設が多く、構造体の寿命や設備の不具合等の問題を是正していくため、全体を把握し、総合的・長期的かつ多角的な観点で整備・運営の適正化を図り、安全・安心で継続的な消防施設等の利用を推進するとともに、中長期的な整備によって財政負担の軽減・平準化を図る。なお、計画策定に係るコンサル業務はパスコ滋賀支店（大津市）が担当。
策定中の計画によると、消防施設では、消防本部（本署）および南分署、犬上分署は計画的な保全と施設の長寿命化を図り、引き続き消防機能の拠点施設として位置づけ。計画期間中は消防本部にエレベーター設置等バリアフリー化、南分署に職員増に伴う増築、立地課題を抱える北分署については当面の機能維持と共に中長期的な移転の検討を示した。補修・改善を要する箇所の修繕・改修は21～22年度に北分署、22年度南分署、23年度消防本部および犬上分署で行う。
消防団分団車庫については、立地上の課題がある第3分団は22～23年度、立地課題・建物劣化が著しい第6分団は25～28年度の期間中、それぞれ移転を計画。それ以外は保全計画にのっとり22年度に第1・第7分団、23年度に第8・第11・第15分団のＤ判定箇所の改修・修繕を行う計画。
彦根市消防施設適正化計画の対象となる施設と方向性は次の通り。
【消防本部・消防署】
▽①彦根市消防本部（本署）（彦根市西今町415）＝昭和61年築、ＲＣ造3階建（別棟あり）、延2997・27平方㍍、敷地6735・89平方㍍＝計画保全と長寿命化・ＥＶ設置とバリアフリー化。
【分署】
▽②南分署（彦根市防災備蓄倉庫含む）（彦根市稲里町320）＝平成10年築、Ｓ造平屋建、759・79平方㍍、敷地5755・70平方㍍＝計画保全と長寿命化・増築（検討）。
▽③北分署（彦根市古沢町503―1）＝平成5年築、Ｓ造2階建、延631・99平方㍍、敷地1088・00平方㍍＝適正な管理のもと利用継続のため21年度保全改修・立地問題のため移転検討。
▽④犬上分署（甲良町横関字山王689―1）＝平成7年築、Ｓ造2階建（別棟あり）、延897・01平方㍍、敷地3888・30平方㍍
【消防団詰所】
▽⑤消防団第1分団（彦根市本町2丁目4―18）＝平成11年築、Ｓ造2階建、延96・93平方㍍、敷地158・95平方㍍＝適正な維持管理による長寿命化。
▽⑥消防団第2分団（彦根市須越町1154―2）＝平成4年築、Ｓ造平屋建（別棟あり）、75・95平方㍍、敷地1336・71平方㍍＝適正な維持管理による長寿命化。
▽⑦消防団第3分団（彦根市京町2丁目2―21）＝昭和58年築、Ｓ造2階建、延101・99平方㍍、敷地84・68平方㍍＝立地課題のため令和4年度設計、5年度移転。
▽⑧消防団第4分団（彦根市松原町鴨ノ巣3614―5）＝令和2年築・令和3年3月移転、Ｓ造2階建、延96・60平方㍍、敷地411・74平方㍍＝適正な維持管理による長寿命化。
▽⑨消防団第5分団（彦根市芹川町909―1）＝令和元年築、Ｓ造2階建、延110・84平方㍍、敷地350・70平方㍍＝適正な維持管理による長寿命化。
▽⑩消防団第6分団（彦根市大藪町1810―7）＝平成3年築、Ｓ造2階建、延68・60平方㍍、敷地213・03平方㍍＝立地と老朽化課題のため令和7～10年度中移転。
▽⑪消防団第7分団（彦根市戸賀町130―47）＝昭和63年築、Ｓ造平屋建、59・44平方㍍、敷地102・81平方㍍＝適正な維持管理による長寿命化。
▽⑫消防団第8分団（彦根市正法寺町竹之内559―4）＝平成25年築、Ｓ造2階建、延80・94平方㍍、敷地463・24平方㍍＝適正な維持管理による長寿命化。
▽⑬消防団第9分団（彦根市甘呂町146―3）＝平成24年築、Ｓ造2階建、延80・94平方㍍、敷地158・15平方㍍＝適正な維持管理による長寿命化。
▽⑭消防団第10分団（彦根市日夏町2909―1）＝平成29年築、Ｓ造2階建、延90・06平方㍍、敷地337・68平方㍍＝適正な維持管理による長寿命化。
▽⑮消防団第11分団（彦根市鳥居本町1492―1）＝平成5年築、Ｓ造平屋建、101・25平方㍍、敷地270・48平方㍍＝適正な維持管理による長寿命化。
▽⑯消防団第12分団（彦根市金剛寺町中郷440）＝平成7年築、Ｓ造平屋建、84・20平方㍍、敷地635・88平方㍍＝適正な維持管理による長寿命化。
▽⑰消防団第13分団（彦根市賀田山町47―4）＝平成8年築、Ｓ造2階建、延70・00平方㍍、敷地160・54平方㍍＝適正な維持管理による長寿命化。
▽⑱消防団第14分団（彦根市高宮町2312―1）＝昭和59年築、Ｓ造平屋建、112・35平方㍍、敷地262・55平方㍍＝適正な維持管理による長寿命化。
▽⑲消防団第15分団（彦根市本庄町60）＝平成7年築、Ｓ造2階建、延197・63平方㍍、敷地486・67平方㍍＝適正な維持管理による長寿命化。
提供：滋賀産業新聞
