羽咋郡市広域圏事務組合は9日、総額69億460万3000円(前年度比1・5%増)に及ぶ21年度当初予算案を組合議会に内示した。
このうち一般会計は23億8100万円で同0・7%増。ごみ処理施設建設事業費に4959万4000円、ごみ燃料化施設基幹改良工事費1億8814万円、ごみ資源化施設基幹改良工事費7092万1000円が盛り込まれた。
議会側へ示された、ごみ処理施設建設事業スケジュール案によると、21年度には地元説明を継続するとともに、施設整備基本計画、測量・地質調査、生活環境影響調査、発注・契約支援業務に着手し、22年度から建設工事(造成含む)に取り掛かり、25年10月の供用開始を目指すという。事務局では、「1年半の計画前倒しとなる」と説明した。
公立羽咋病院事業会計は45億1140万3000円(同2・0%増)で、病院職員駐車場隣接地における医師住宅建設費1億3000万円、MRI装置更新費3億円などとなる。