三重県教育委員会は、「鈴鹿青少年センター・鈴鹿青少年の森整備運営PFI等アドバイザリー業務」の公募型プロポーザル方式に応募した1者を選定委員会で審査し、長大三重営業所(鈴鹿市)を最優秀提案者に特定した。評価点数は438点(満点500点)だった。契約限度額は2999万7000円(税込み)。契約期間は2022年3月15日。
同業務では、鈴鹿市住吉町にある鈴鹿青少年センター(教育委員会所管)と鈴鹿青少年の森(県土整備部所管)の両施設を対象に、PPP/PFIなどの民間活力を導入し、修繕・整備工事および一体的な運営管理を実施するための公募内容(要求水準書など)を検討し、事業者を選定し、次期両施設運営に係る総合事業契約締結までの遂行を委ねる。
今後のスケジュールでは、4月に実施方針と要求水準書案を公表、6月に事業手法をPFI事業として選定した場合、7月に民間事業者公募を開始し、10月に優先交渉事業候補者を選定、12月に基本協定締結を目指す。
青少年センターは青少年の森内にある青少年教育施設で、管理研修棟、宿泊サービス棟などで構成。総延べ6404平方b。1985年度に完成。青少年の森は芝生広場、多目的グラウンドなどで構成。総面積51・3f。72年度に供用開始。
青少年の森内の公園駐車場北側では、サッカークラブチーム「鈴鹿ポイントゲッターズ」を運営するアンリミテッド(東京都港区)がホームサッカースタジアム建設を計画している。2021年に工事着手し、22年9月の完成を目指している。
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建通新聞社