熊本地震で崩落し通行不能となっていた国道325号の阿蘇大橋(南阿蘇村)が3月7日に開通する。
国土交通省の災害復旧代行事業として進められ、元の橋から600b下流位置に橋長525b(アプローチ部180b、渡河部345b)の新橋を建設。将来的な地震の発生に備え、推定活断層付近の構造は単径間(単純桁)を採用し機能回復性を高めた。
早期復旧を目指すため、24時間施工のほか、足場と型枠を一体化して作業を効率化するクライミング工法や、橋桁の張出に超大型移動作業車を導入するなどして全体で約1年4カ月の工期短縮を実現した。
3月7日は式典を開き、午後3時に供用開始する。
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