SDGs、CCUSなど3項目追加
県は、建設工事の入札参加資格申請の新客観点数を見直す。見直しは新規3項目の追加と内容の変更2項目。2022年度以降から適用する。2月4日に開催した第4回県契約審議会で県が説明した。
新規に追加する3項目は◇持続可能な開発目標(SDGs)◇建設キャリアアップシステム(CCUS)◇技能労働者の月給制の導入。項目の内容変更は◇コンパクトコスモスの認証◇職場いきいきアドバンスカンパニーの認証。
SDGsは、審査基準日に県が独自に取り組む県SDGs推進企業登録制度に登録のある事業者に10点を加点するもの。
CCUSは、審査基準日に技能労働者のうち登録が完了している割合に応じて加点するもので、10%以上50%未満で1点、50%以上80%未満で3点、80%以上で5点を加点する。
技能労働者の月給制の導入は、審査基準日に技能労働者の月給制を導入している割合に応じて加点するもので、50%以上80%未満で6点、80%以上で10点を加点する。
コンパクトコスモスの認証は、労働安全衛生マネジメントシステム(COHSMS)認証の対象にコンパクトコスモスを明記。職場いきいきアドバンスカンパニーの認証は、従来申請日に認証を受けている場合に加点しているが、他の項目と同様に審査基準日に認証を受けている場合に変更する。
提供:新建新聞社